開発コード:「TC-515」

さてさて、昨日は廃盤のお知らせを書きましたが、
今日は新アイテムの開発進行状況を。。。。
去年のブログにも時々出ていますが、開発コード名「TC-515」がようやく最終段階にきていて、みなさんにお披露目できるようになりました。
DVC00145.jpg
「アルカトラズ」で提唱した「ウォータースクラッチ理論」をボディデザインに継承しているミノーシェイプのサーフェイスプラグ。
一般的にミノーといえば、誰もが小魚ライクなものをイメージすると思うんですけど、+ROOMS’が作るとこうなるんだ!って表現したかったんです。
だから、顔のデザイン、シルエット、ボディデザイン全体のトータルバランスには本当に気を使いました。。。。。
DVC00146.jpg
全長95mmと大きくはないのですが、水中では、120mm~150mmクラスのロングビルミノーに引けをとらない存在感はあると思います。理由は???
アルカトラズと同じで、ボディが複雑な立体デザインのために、太陽光でボディ自体に自然と「光る部分」と「影」を作り出すから。
通常のミノーでは表現することが出来ないフラッシングを生み出すことができるんです。とても綺麗にアルミ仕上げを施したリアルミノーや、アワビ貼りをしたミノーでもボディ自体のフラッシングの中に「光」と「影」を共存させているものはかなり少ないと思います。
どうしても流線型ボディ形状は全体的にフラッシングを出してしまう。。。この強いフラッシングが効果的な時は当然あります。
けれども、「僕が、魚っぽいルアーを作らない理由」でも書きましたが、バスはルアーを記憶できる生き物なので、自然界に存在しないものによるフラッシングに一時的な強い興味は抱くが、スレやすい。記憶しやすいんでしょうね。。。。
フラッシングに関して、この問題を解消するためのカギが、
+ROOMS’にとっては、「光」の対極にある「影」を1つのボディ内に共存させることだったって訳です。
この複雑な立体ボディにはこんな理由で生まれています。
バスショップナイル ブログリンクブログ村 釣りブログ