クランクの色について。。

冬の暖かい日のお陰で体調崩しぎみの畑中です。。。
真冬の夜長に色について少し。。
先日、「ギジェット」さま、「ルアーショップ エルズ」さまへ
納品した「アルカトラズ」の、
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「ヴァイオレットフィズ」ですが、、
なんで、こんなカラーを作ったか???というと、
水温が8度を切った冬のフィールドでバスの活性は明らかに落ちます。動きも鈍く、口を使わない個体が多く感じられる季節です。
そんな真冬でも、バス達は餌を食べないとと生きて行けないことは十分理解している訳で、しっかりとご飯を食べている個体はいるんです。
よく、春になるとディープレンジからシャローに上がって来るなんてことを耳にしますが、この言葉を表面だけで理解すると、冬は全てのバスがディープレンジに移動するように聞こえます。
そんなことは無いんです!!( ̄□ ̄)!!
確かに過ごしやすい環境を求めてある程度移動はしています。
けれども、、、、全てのバスが、暖かくなるとシャローに上がって来るのではなく、ディープレンジに移動せずにシャローで越冬する個体もいるんですよね。1年中シャローをウロつくデカバスがいるんです。しかもシャロー越冬バスは、しっかりご飯食べてるバスが多い。
冬でもシャロークランクにバイトする元気なバスがいるってことなんです。
そこで、、、寒い時期になぜか魚を集める「紫色」と「白」でシャローのデカバスを仕留めてやろう!と塗ってみた訳です。
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野池なんかではこんな風景をよく目にします。
若干水質はクリアーになる冬。この冬の水に紫と白のコントラストがアピールしながら水に馴染むカラーなんです。
それともう1つ、、、
この「ヴァイオレットフィズ」のカラーリングってプラスティックのルアーも含めてあまり見かけない色じゃないですか???
昔はミノーなんかで紫と白のカラーがよくありましたけど、最近はあまり見かけなくなりました。
このブログを読んで頂いているみなさんは沢山のルアーをご存じだと思いますが、「ヴァイオレットフィズ」の写真を見られて、最近あまり見かけない色だなぁ、、、なんて思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか???
ルアーの色って、、そこが大事だったりするんです。
釣り人がよく見かける色、もしくは、よく使う色は同時に、バスもよく目にする色となるのです。
逆に、釣り人があまり見かけない色は、バスもあまり見た事のない色となります。
+ROOMS’のコンセプトでもある「見た事もないルアー」とリンクする考えで、「あまり見ない色」はバスも見慣れていないはずと考えています。
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こんな冬野池のシャローで獲物を待ち構えているデカバスにスイッチを入れさせる可能性を閉じ込めた「ヴァイオレットフィズ」を試してみてください!