梅雨も明けて夏本番ですね。暑い・・・。。
たまにはルアーのこと書きます。
夏なんで、僕が1番使用するのがワイルドキャット-バグスタイル-です。
このルアーは、超スローリトリーブでは動かず、通常のリトリーブでクローラー的な動きになり、高速リトリーブでは、バズベイトのように音と波動をだします。といっても、ボディが回転するわけではありません。高速のクロールです。それがバズベイトっぽい感じなんです。クローラーベイトやバズベイトは釣れるのが分かっている方が多いと思うんで、超スローリトリーブで動かないのに釣れるメカニズムを僕なりに解説します。
簡単に言うと、水に落ちた虫はもがいているが、その波動はそれほど強くない。弱く、動いて止まるタイミングも不規則。
人間からするとトップのルアーはある程度の波動や音をもっているほうが釣れる気がします。だから、動かしてしまう。それが逆に不自然になっている場合があると思います。特にワイルドキャットのようなノイジー系ルアーはその傾向が強いし、そうやって使うもんだっていう先入観すらアングラーの方々に根付いてしまっている。それで、あえて、スローリトリーブでは動かないところに設計しています。クロールはしないが、独特のフィン形状から出る波紋は魚には充分なアピールをしているんです。それと、シルエット。水中から見上げるとバグスタイルの形状は新種の昆虫に見えているんじゃないかと思います。この意図的な弱い波動とシルエットが動かないけど釣れるメカニズムです。
それだけじゃ面白くないんで、通常リトリーブではクロールする設計にしました。