つくり人

最近思うのですが、
ルアーを趣味で作る人が増えているように感じます。
これはすごく良い事だなぁって思うのですが、
そんなルアー作りをされている方からよく質問される事があります。
「どうしたら釣れるルアーを作れますか?」
この質問は答えに困ります。
僕自身も毎日毎日考えて考えてルアーを作り出しているので、
簡単には教えられません(汗。。。
ただ、
今までルアーを作ってきて思うのは、
自分で作ったルアーがボロボロになるまで、1年間投げ倒すことを
続けられるかどうかだと思います。
沢山キャストすれば色んな事が見えてくる。
これは自作ルアーに限らず、
全てのルアーに言える事ですが、
なんとなく使って釣れないからキャストしなくなり、
また新しいものへと気持ちが移っていく事は、本当に知らなきゃいけないところまで、
到達できていないんです。
だから、
「釣れるルアーは?」という質問になってしまう。
この問いかけをしてくる方に、
「釣れないルアーを見せてください」と聞くと、
ほとんどの場合、ローリングマークすら付いていない
綺麗なルアーを出してこられます。
釣れる釣れないの判断は塗装が半分近く剥がれるくらいキャストした後でも
いいのではないでしょうか。
ルアー作りもバス釣りも奥が深いですからね。

何か住んでる???

ドーハの悲劇再びかと思ってしまいましたが、
PKでの日本代表に感動しました!
さてさて、
1月ももう終わろうとしていますが、
遅ればせながら、お世話になっております、
ナイル京橋店」さまへ新年のご挨拶へ行ってきました。
いつもあたたく迎えてくれる竹内さんには感謝感謝です。
で、いつものようにたわいもない話しをしていると、
リールの話しになり、
僕「ずぅ~~~と放置していたTD-Z久しぶりに使おうかなと思ったら全然廻らないんですよね~」
竹内さん「ベアリング換えてみたら?」
僕「全くメンテしてないんで、開けたら何か住んでるかもしれないですよ(笑)」
竹内さん「見てあげるから持ってきて」
僕「え??マジで見てくれるんですか??」
竹内さん「いいよ、ベアリング換えてあげるよ」
というわけで、
ガサツな僕にはありがたい方向に話は進み、
竹内さんの手によってクリーニング&ベアリング交換してもらえて、
TD-Zは蘇りました。
その様子を写真撮っとけばと、、、このブログを書きながら思ってしまいました。。。。
やっぱりメンテは大切ですね。
今使っているリールは7台。
シーズンインするまでにメンテして使いたいと思います。
竹内さん本当にありがとうございました!!
2011-01-27 00.38.11.jpg
メインで使っているコンクエ100DCもいいリールですが、
TD-Zもまだまだ現役です。

低水温期

寒い日々が続いていますが、
皆さん釣りに行かれているでしょうか???
去年に比べて、この冬はホントに寒い日が多い。
早朝の野池でほぼ凍結なんていう光景も見慣れてきました。
さてさて、
野池の表層水温が氷点下から3℃程度になるこの時期、
11月、12月に比べて釣りやすいという話しを耳にしますが、
これは本当なんでしょうか?
フィールドに立つと、
とてつもなく寒い。。。。この季節。
水温が4℃~9℃くらいの時期に比べて、
魚の居場所はかなり絞りやすくなります。
野池の場合、ビックレイクやリザーバーに比べて
魚が越冬出来るポイントは絞りやすいので、3年も通えば見えてくる。
そのここだ!というところへ
何をキャストするか???が重要なわけですが、
僕の冬の釣りは2種類。
1つは、静と動がハッキリと出せるハードルアー。
ルームズルアーの中では、
「A.O.I雷神」のシンキングチューンです。
P1240011.JPG
ジャークでイレギュラーダートをさせた時の瞬発力と
シンキングでステイさせた時の差が明確に出せる。
さらに、ダート時に頭下がりになったり、
お尻下がりになったりと姿勢が一定でなく、
シルエットを変える事が出来る。
これは、重心移動の為に内臓されているシンカーが
どこにもロックしないように入れてあるからなんです。
この止めた時のシルエットが大切で、
バイトぼ確率を上げて行けるシルエットを目指して、
設計してあるんです。
「A.O.I雷神」の実物を見られた事のない方は
是非見て頂けると幸いです。

スイッシャー

久々に好きなルアーのお話します。
僕自身、シングル、ダブル共にあまりスイッシャーは使わないのですが、
唯一、常にタックルボックスに入っている、
スイッシャーがあります。
それが、
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SCREAM-X
正直なところ、このルアーを使っていて、
「これじゃなきゃ釣れない」とか、
「このルアーだから釣れた」とか思ったことはないんです。
恐らく、他のスイッシャーでも釣果に驚くほどの差はないんじゃないか
と思います。
けれども、SCREAM-Xはいつも入っている。
細かい説明をすると、ボディ形状から生み出せる
水流変化や、キャスタビリティに優れているしっかりとした
サイズにも関わらず、着水音を軽くできるバルサボディなど、
いくつか挙げることは出来ますが、そんなことよりも何よりも、
その理由は、
僕にトキメキを与えてくれるルアーだからです。
以前にも書いた事がありますが、僕の場合、
ルアーへの思い入れは、釣果と必ずしも比例しないんですよね。
単純にトキメクかどうかなんです。
ルアービルダーという立場上、自分のルアーを使う機会が多いのは
否めませんが、ビルダーだからこそ、自分が作ったルアー以外で、
トキメクものに触れる事が大切だと思います。
P1230020.JPG

ミーハー。。。

P1220016.JPG
少し前から気になっていたロッド。
この写真で分かる方もおられるのでは。
P1220021.JPG
このシンプルな雰囲気はかなり好き。
1本所有している、アブガルシアの「VENDETTA Factory Tuned」に似ていて、
使ってみたいなぁと思ってました。
やっぱり性格上、、、
気になったものは自分で使って、自分の目で確かめてみたいのです。
周りから、
ミーハーと言われても、
どんなものかキャストして、魚掛けて、
やりとりしてみて、確かめたい。
というわけで、
いつもお世話になっているナイルさまへ行って買ってきました。
P1220014.JPG
KVD SIGNATURE SERIES
KVDC666MHC
振った感触はというと、
超センシティブという感じではなく、
少し大味な感はあるものの、
取り回しやすい軽さで、
しっかり振りぬけそう。
野池のオカッパリも、ボートの時も使える
ヴァーサタイルなロッドだと思います。
このロッドが気になった方は、
詳しいスペック等、掲載されていますので、
「バスショップナイル」さまホームページにて
確認してみてください↓↓↓
http://bass-nile.com/?pid=26232086
今年は色んなフィールドに行ってこのロッドでも楽しみたい!

出荷しました!

バンプオブチキンの「アルエ」という曲のモデルが、
エヴァの綾波レイで、R.A=アルエってことを昨日知りました。
さてさて、
ぴょんぴょんのウサギ干支カラーの「アルカトラズ」ですが、
「ルアーショップエルズ」さま
「バスショップナイル」さま
へ納品したしました!
去年の寅カラーをお持ちの方は是非チェックしてみてください!!!
「エルズ」さま
〓STORE NAME〓
LURE SHOP L’s
〓ADDRESS〓
〒532-0031 大阪府大阪市淀川区加島3-8-18
〓WEB〓
http://ls-bass.com/
〓MAIL〓
tyqmd733@ybb.ne.jp
〓TEL〓
06-6305-1918
—————————————————————-
「ナイル」さま
〓STORE NAME〓
バスショップナイル
〓ADDRESS〓
〒673-1464 兵庫県加東市上中325
〓WEB〓
http://bass-nile.com/
〓MAIL〓
webmaster@nile.co.jp
〓TEL〓
0795-42-6025
在庫数等は各ショップさまへお問い合わせください!

ぴょんぴょん

昨年の干支カラーに続き、今年も製作してます!
「アルカトラズ」の干支カラー、
2011年ウサギ!!!
P1170025.JPG
順次ショップ様へ納品していきますので、
宜しくお願い致します!
作業場は、たくさんのウサギでちょっと変な感じです。。。
水の中でもぴょんぴょん跳ねてバスを捕まえて欲しいです。

開発コード:AN‐30

またまた寒波到来で、
大雪の予報が各地に出ています。
皆さん車の運転などは気を付けてください!
さてさて、
そんな寒~い冬の間に着々と進んでおります。
新アイテムの開発作業。
P1160004.JPG
「開発コード:AN-30」
サブサーフェイスのクランクベイトなのですが、
実は、約2年半前のアルカトラズをリリースした時から
開発はスタートしていたんです。
「何年かかってんねん。。。。」という声が聞こえてきそうですが、、、
「3年かかってます!」と答えるしかない訳です。
いくつかルアーを作っていると、
どのくらい潜るようにするとか、ウォブルとロールのセッティングの
仕方とか、浮力のセッティングなどはある程度分かってきます。
この「AN-30」を作り始めたときに、コンセプトとして、
「水深30cmまでをトレース出来るもの」
「しっかりと水を動かせるもの」
「ウォータースクラッチ理論を継承するもの」
この3点を突き詰めて考えようというものでした。
1つ目と2つ目は何も難しいことはありません。
最も苦労した点は、
3つ目の「ウォータースクラッチ」。
アルカトラズと違い、
表層は水面までの距離が無いために、
高速リトリーブをすると水面に飛び出やすくなります。
これは、ボディ形状が複雑な為、水を掴めているところと、
水を掴めていないところの差が激しく、
少しでも安定性を失うと水から飛び出てしまうんです。
けれども、
僕の考えるウォータスクラッチを実現しようとすると、
ボディ形状はある程度、複雑なものになってしまいます。
このボディと動きのバランスセッティングに沢山時間が必要だった訳です。
で、、、
ようやく最終プロトモデルまで到達しました。
後は、さらに細かいところに手を加えて、
製品版プロトの段階へ進み、春くらいにはショップさまへお届けできればと
考えております。
雪の降る今のうちに、野池でキャストを繰り返し、
動きの最終チェックをしなければ春には間に合いません。
風邪引かないように、頑張ります!!!

極寒野池

先日、六度九分の行友くんが東播へ来られたんで、
一緒に極寒の野池で修業してきました。。。。
先月同様、今回もNLWテスターの渡辺さんも修行に参加して
いただけました。
お昼御飯も抜きで、キャストしまくった結果、、、、、
P1110022.JPG
綺麗な夕焼けに逢えました。。涙。。。。。
年明け最大の寒波到来、朝の気温マイナス4℃。。
ビルダーとして、アングラーとして、
真冬の野池は多くの事を考えさせられます。
この時期のフィールドでの経験は必ず生きてくる!
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はずです。。。。。。。。。