「A.O.I」の秘密

みなさん3月ですよ!!!もうすぐ春ですよ!!!
今月の最初の大潮にはそろそろ野池のデカバスがシャローにあがって来るかもですね!!!
先日新作の「A.O.I-風神-」のことを少し書きましたが、、、さてさて、どこが革新的なのか???を紹介していきます。
今まで+ROOMS’ルアーにはなかったことを「A.O.I」にはいくつか取り入れています。
その1つ目が、新しいリップ素材を導入しました。
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「カーボン素材」のリップです。
圧倒的な硬さを持ち、尚且つ自然界に存在しうる質量を持った素材が「カーボン」なんです。
強度という面では、金属製のリップのほうがアドバンテージがあるかも知れませんが、色々なテストの結果、、、金属は自然界に存在しない質量を持ってしまっていることが多いんです。
バスが金属に興味を示すことは多々あるのですが、本当にスレきったデカバスには金属は効かないように思います。自然界に存在しない質量をちゃんと見極めている。。。
ソルトではメタルジグなんかの金属の塊で釣れるから、バスも金属素材が効かないわけが無い!!!と思う人もいるとは思います。
当然、、、スレていないバスには、素材なんて関係ない。
ソルトとバスの大きな違いは、ソルトの場合、釣り上げられるとルアーにバイトしたその魚は殺されてしまうけど、バスの場合は多くがリリースされることなんです。
ソルトの魚はルアーだと気付いたときには、死んでいることが多く、学習することが難しいのが現実です。
けれども、バスは釣り上げられて、ルアーだと気付いた後も生きていることが多く、生きていく為、外敵から自分の身を守る為にどんどん学習していきます。少しでも違和感を感じるものには簡単にはバイトしなくなるのです。
本当にタフなコンディションの時に釣れるプラグを目指して突き詰めた結果、+ROOMS’の場合は強度のある金属素材よりも、質量を自然界に馴染ませることができるカーボン素材を選択したんです。
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それともう1つ「カーボン」を使う利点は、
とても硬い素材なのに軽いんでルアーの挙動をかなりキビキビしたものにセッティングできるんです。
元々、ハンドメイドルアーのリップはポリカが主流でしたが、サーキットボードが登場して、その薄さと硬さでキビキビアクションのルアーが生まれるようになりました。そのサーキットボードよりもさらに軽くて硬い素材がカーボンなんです。
コスト面から見ると、、、決して安価な素材ではないんですけど、他ブランドでカーボン素材を採用しているルアーもほとんど見かけないので、「存在しないものを作り出す」という僕らのコンセプトにもピッタリきてしまいました。
発売はもう少し先になりますけど、新素材リップを試してみてください!!!!
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