突然ですが、、、ルアーを作り出すって簡単だと思いますか???
難しいと思いますか???
ルアーを作り出す(デザイン、動きなどオリジナルなもの)ことは、やっぱり難しいです。。。
オリジナルなルアーを作る事って、何でも自由に出来ると思うかも知れませんが、実は、多くの多くの目に見えない制限の中でオリジナリティを表現しなければならないんですよね。
なぜかというと、、、
他の人から見て、そのルアーを理解してもらわなくてはいけないんです。自分だけが楽しむなら超奇天烈ルアーもありなんですが、アングラーの皆さんに理解してもらえて初めてビルダーの一歩を踏み出せるんじゃないかなぁと思います。
前置きが長くなりましたが、、、、
そんなルアーを生み出す苦労を踏まえて、僕がオススメできるハンドメイドルアーを1つご紹介します。
ニシネルアーワークスさんの「Beatour M5」です。
「神の手」の西根さんが生み出す究極のハンドメイドルアー。
今更僕なんかが紹介するまでもないルアーだとは思いますが、僕の目線でこのルアーの持つチカラを伝えたいなぁと思いまして。。。
難しいルアー理論はよく分からないので(汗)、、、感覚的なことを書きますね。
何十年も前に生み出されたルアーの種類の中に、スピナーがあります。今のアングラーの皆さんにはスピナーベイトのほうが分かり易いですよね。スピナーベイトを持っていない人を見つけるほうが難しいくらい誰もが使うルアーの1つだと思います。
そのスピナーベイトのブレードの部分はキラキラ光りながら回転してます。このブレードは何十年もバスを魅了してきたと思うし、これからもスピナーベイトが釣れなくなるってことは想像し難いんです。
「Beatour M5」とスピナーベイトのブレードって関係ないやんって思いますよね。
僕には、「Beatour M5」のハイピッチなロールによるフラッシング効果はスピナベのブレードに見えたんです。
バスが何十年も反応してしまうスピナベのブレードが、艶かしいフォルムを纏った一口サイズのプラグになっていると考えて欲しいんです!!!
このハイピッチロールも、言葉に表現出来ない心地いいピンポイントをとてつもない計算の元にセッティングされていると思うし、飛距離、飛行姿勢、レンジ、ダート幅などなど、アングラーのツボをかなり明確に理解したうえで、アングラーにルアーの持つチカラを理解してもらい易いように作ってあるんです。
ただ巻きでスピナーのような効果を発揮し、トゥイッチでアクロバティックな動きも出せてしまう。
西根さんの造形能力のレベルがあまりにも高すぎるので、どうしても造形美に目が行ってしまうのですが、その中に閉じ込められた威力は計り知れないんじゃないかなぁと思うんです。
世の中とんでもない人っているものですね。
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