我維羅-弐式-開発秘話Ⅱ

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暖かくなりましたね~。東播野池群でも40UP&50UPが数多く反応しているみたいで、この週末はプリスポーンのランカーハンティングに出かけられた方も多かったのではないかと思います。シーズン到来です!!!これからどんどん暖かくなるので、ランカー捕獲に行きましょう!
そんな訳で、ランカーバスに照準を合わせて開発した「我維羅-弐式-」の開発話と使い方を説明します。
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以前にも書きましたが、このルアー大きさの割りにアクションは小さい。それはワザと小さくしているんです。デカイボディの存在感と小さい動きっていうギャップがバスには効果的なことにふと気づきました。この見た目と動きの違和感が魚に効く。だから、矛盾してるけど、このルアーは「サイレントノイジー」なんですよ。こんな種類なんて存在しないのかも知れないけど、静かなのに存在がウルサイんです。ちょっと気になるでしょ。。この違和感も1つのポイントとして開発しました。
それと、このルアーのもう1つの特徴は、使われた方は分かると思いますが、浮き角度なんです。
水面に止まっているときは、頭とお尻が下がり、真ん中のジョイント部が水面に出ている。つまり、Y軸を基準に「への字」に曲がってステイするルアーです。横から見ると丁度「へ」のかたちで止まります。リトリーブして動いている時は横の動き「X軸基軸」で、止まる瞬間からステイ、そして動き出す瞬間ルアーの動きは縦の動き「Y軸基軸」に変わり、また動き出すと横の動き「X軸基軸」に変わる。
通常のフローティングジョイントプラグは横の動きを基準にジョイントされているのでステイしてもルアーの基軸は横方向「X軸基軸」なんです。
動きに多少の差はあっても動きの軸は1つ。あくまでストップ&ゴーっていう動作の中でのはなしですけど。泳ぐレンジの事はまた別問題なんで、ここでは別ものと考えています。
このストップ&ゴーの単純な動作の中に2つの軸を持つ事ができたのが「我維羅-弐式-」なんです。この特徴を理解した上でリトリーブしてもらうとバイトチャンスを増やすことができると思います。ステイ時のシルエットもバスは興味を示すみたいです。
ただ、ノリの悪さを出来るだけ解消するために1/0サイズのダブルフックを3本装着していますが、ストップ&ゴーを多用する場合フック絡みが発生しやすくなる可能性があるんで、このときは真ん中のフックを外して使ってください。
僕はタダ巻きで使用する時以外は真ん中のフックを外して使っています。
こんな新基軸のサイレントノイジールアーを今年は投げて見てください。
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