3月でもトップ炸裂!!!

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こんばんわ!!!お久しぶりですアキラです。
暖かくなってきましたね~!
みなさん釣り行ってますか~~~???
今日、天気の悪い中、朝から野池に行ってきました!小さいこの池だけコバッチが湧いていました。春だ~~~~~!!!!!!
それで水深も浅い皿池ってこともあり、ワイルドキャット-プロップスタイル-を通しました。金魚藻の間から黒い影が、追いかけてきて、ガツンと襲い掛かってきました。42センチのマッスルバスです!この時期にトップで!まだ3月なのに最高です!+ROOMS’のルアーすごいですね。
山間部の野池はまだ水温低いところが多いけど、平地にある皿池の野池は水温もあがってきて春が来ているところ結構ありますよ~。この週は大潮だし、みなさんランカーゲットのチャンスです!!タイミング合えばトップでドカンッ!ってこともありますよ~!!!

我維羅-弐式-開発秘話Ⅱ

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暖かくなりましたね~。東播野池群でも40UP&50UPが数多く反応しているみたいで、この週末はプリスポーンのランカーハンティングに出かけられた方も多かったのではないかと思います。シーズン到来です!!!これからどんどん暖かくなるので、ランカー捕獲に行きましょう!
そんな訳で、ランカーバスに照準を合わせて開発した「我維羅-弐式-」の開発話と使い方を説明します。
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以前にも書きましたが、このルアー大きさの割りにアクションは小さい。それはワザと小さくしているんです。デカイボディの存在感と小さい動きっていうギャップがバスには効果的なことにふと気づきました。この見た目と動きの違和感が魚に効く。だから、矛盾してるけど、このルアーは「サイレントノイジー」なんですよ。こんな種類なんて存在しないのかも知れないけど、静かなのに存在がウルサイんです。ちょっと気になるでしょ。。この違和感も1つのポイントとして開発しました。
それと、このルアーのもう1つの特徴は、使われた方は分かると思いますが、浮き角度なんです。
水面に止まっているときは、頭とお尻が下がり、真ん中のジョイント部が水面に出ている。つまり、Y軸を基準に「への字」に曲がってステイするルアーです。横から見ると丁度「へ」のかたちで止まります。リトリーブして動いている時は横の動き「X軸基軸」で、止まる瞬間からステイ、そして動き出す瞬間ルアーの動きは縦の動き「Y軸基軸」に変わり、また動き出すと横の動き「X軸基軸」に変わる。
通常のフローティングジョイントプラグは横の動きを基準にジョイントされているのでステイしてもルアーの基軸は横方向「X軸基軸」なんです。
動きに多少の差はあっても動きの軸は1つ。あくまでストップ&ゴーっていう動作の中でのはなしですけど。泳ぐレンジの事はまた別問題なんで、ここでは別ものと考えています。
このストップ&ゴーの単純な動作の中に2つの軸を持つ事ができたのが「我維羅-弐式-」なんです。この特徴を理解した上でリトリーブしてもらうとバイトチャンスを増やすことができると思います。ステイ時のシルエットもバスは興味を示すみたいです。
ただ、ノリの悪さを出来るだけ解消するために1/0サイズのダブルフックを3本装着していますが、ストップ&ゴーを多用する場合フック絡みが発生しやすくなる可能性があるんで、このときは真ん中のフックを外して使ってください。
僕はタダ巻きで使用する時以外は真ん中のフックを外して使っています。
こんな新基軸のサイレントノイジールアーを今年は投げて見てください。
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春が来る!!!

3月ですね~。3月ですよ~。
急にあったかくなりましたね~。
春がもうすぐやって来ます。春が来るんですよ^^。
春になればこのルアーでとか、このパターンでって言うようにみんなそれぞれ計画されているのでは???
これっていいですよね!季節を感じながら趣味のことをいろいろ考える。今までの経験や勘、釣り仲間からの情報を元にいろんな勝ちパターンを予想してフィールドに行く。
ココロの奥底にある狩猟本能を満たせる趣味ってあんまりないですよ。バス釣りってやっぱりいいですよ。
僕は今年は数年間遠ざかっていた海釣りもそろそろ再開しようかなぁ、なんて企んでいます。昔はバス釣りより海に行ってたことの方が多い年もあったんですけど、最近は+ROOMS’の活動とともに回数が減りました。去年も若狭のイカダにエギングしに行ったり、舞鶴に根魚狙いに行ったりと数えるほどしか海釣りに行けてない。
この間、海釣り仲間から、「ナオキってヤエンやらへんの???」って聞かれ、「ヤエンって何???」と素人丸出しの返事をしてしまいました。僕が今までしてきた海釣りは、シーバス、太刀魚、チヌ、投げ釣りのカレイ、根魚などなんで、イカ釣りは全くの素人なんです。遊び用のエギくらいは持ってるけど、、、。。
という訳で、今年「ヤエンデビュー」するのです。
春は色んな出発の季節なんで、海釣り再開に向けて出発するのです。とりあえず、サオとリールとヤエン買いに行かなあかんがな。。。あ~~~バス釣りから話それてしまいました。。。。
バス釣りも今年は釣行回数が増えると思います、というより、絶対増える。。。去年からの開発モデルのクランク、「アルカトラズ」の春から夏にかけての実釣テストや、これも去年からやっている開発モデルのスピナーベイト、「サンダーベイト」のテストもある。僕達のルアーは実釣テストで本当に自信が持てないとボツになるので、今年でどの程度進められるか分からないけど、いいルアーが発表できるようにがんばります。
もうすぐ春やしね。
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我維羅-弐式-開発秘話

? 0565.jpg“ダイナミックなバス釣り”をコンセプトに作りだした「我維羅-弐式-」ですが、リリースまですっごく時間かかってしまいました。。。
実は「壱式」のポッパーよりも前に「弐式」の初期プロトは出来ていたんです。このプロトをテストしてた時には「壱式」なんて影も形もなかった。
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開発コードネーム:デヴィル  当時はこう呼んでいました。
これはバルサで販売モデルも真剣にバルサで作ろうと無茶なこと考えてました。量産性なんて一切考えてなかったんです。
けど、この頃の数タイプのプロトで色んなことが分かりました。とんでもないヴィジュアルを持ちつつ、難しいアクションを必要としない、簡単タダ巻きトップウォータープラグが出来るっ!って確信しました。動きの発生原理がかなり掴めた気がします。
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開発コードネーム;リトルデヴィル  これもバルサです。。
同時期にジョイントのないタイプのテストも行なってたんですけど、こっちほうが一般的なサイズで理解されやすいだろうということで小さいモデルは分かりやすいところに設定しよう結論を出したわけです。
じゃぁ、、、いっそのこと、ウィングをなくして僕とユージが好きなポッパーを作ろうよ!ってことになり、それが「我維羅-壱式-」になっていくわけなんです。こっちはこっちで苦労したんですけど、どちらかといえば安産でした。なんか分かんないけど、この時突然頭の中に今のデザインがかなり鮮明に出てきて、バルサで量産するのは絶対無理と判断。で、元型を作って特殊発泡樹脂での製作に決めました。これで、我維羅のイメージが相当固まりました。まだ我維羅って名前すらなかった頃です。
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なぜか、後から開発したポッパーのほうが先にできてしまって、変な感じはしましたが、このサイズのポッパーはジョイントの大きなルアーよりも+ROOMS’らしさを伝え易いと思い先に販売する事にしたんです。ジョイントのデカイ羽付きルアーはまだまだ、羽の大きさや角度、形状、素材など羽だけのスペックすら決まってなかったんです。。。ボディはある程度デザインできていたんですけど、ウェイトの量と位置も決めかねてました。ここからは、とんでもなく地味な作業が何ヶ月も続いているんですが、説明すると地味すぎて何の面白みも無い話になってしまうんで省略します。略すと、色んな種類のものをクソ真面目にひとつひとつ検証していく作業です。それでようやくこれだっ!ていうところを発見したわけです。水の中でヌルっとした質感を持つボディ形状と0.8mmのサーキットボード製ウィングが生み出す金属のカップや羽とは全く違う水流を盛り込む事ができました。
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このルアーが秘めているものは、タダ巻きで、誰でも釣れるスピードでしか動かない設計をしています。
ロッドを下げてスローから高速巻きまで試してください。ゆっくり巻いて動くところから早く巻いて動くところまでの幅を分かり易くしています。だから、投げて動くスピードで巻けば釣れるんです。簡単でしょ!簡単でダイナミックなバス釣りに対する、+ROOMS’の答えがここにあります。

ニシネルアーワークスさん

おかげさまで多くの相互リンクをいていただいている当サイトですが、新たにニシネルアーワークスさんとリンクしていただきました。
西根さんといえば、「神の手をもつビルダー」として知っている方も多いのではないかと思います。洗練された造形美と考え抜かれた機能、確実な釣果をもたらす究極のハンドメイドルアーだと思います。
HPでは開発秘話なんかも掲載されてて、とても勉強になります。
みなさんチェックしてみてください!
http://nishinelureworks.com/

我維羅-弐式-リリース!!!

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ようやくようやく弐式リリースです!
コンセプトはダイナミックなバス釣り!というよりも、本来バス釣りの醍醐味って、ダイナミックなバイトにあるんじゃないのか???
そんなワクワクするようなバス釣りのスタイルが年々フィールドから少しずつ消えているように思います。この弐式で思い出していただければと思って開発しました。
このルアーで狙ったところは、小動物の生命感。だからボディサイズや大型ウィングの割りには放つ音は小さい。考えてみてください、例えばねずみが水面を泳ぐとき、鼻先で引き波を立てながら4本の足で水をかき進んでいく。どちらかと言えば静かに進むんですよ。ねずみだって馬鹿じゃないから自分の身を危険にさらすほどの余計な動きはしない。自然界の厳しさは本能的に知っているんです。バタバタと音を立てていれば、ここにいますよ~、食べてくださ~い、ってバスに教えてあげるようなものですから。
それで、小動物の放つ水のヨレをイメージしてみました。大型のウィングはルアーの挙動を生み出すためと小動物の作り出す引き波を再現するために形状、角度を設計し、今までに無いボディ形状と自由度の大きいジョイント後部で小動物の4本の足が作り出す独特の水ヨレを再現している。つまりバスからすれば生き物が逃げていると錯覚する水の動きを作り出しているんです。
これはテスト中にバイトしてきたランカーで実感できた。明らかに食う気できているバイトばかりで、言葉で表現するなら、超ドッカンバイトって感じ。これはヤバイ。。。作り出した僕ですらこんなバイトはテンション上がります。
難しいロッド操作もなく、基本的にタダ巻きでドカンと水が割れる、しかもバイトしてくる魚はデカイ。こんな簡単で、ダイナミックなバス釣り忘れていませんか???

天才と凡人???

先日の日曜日、ユージと一緒に東播野池でアルカトラズの最終プロトテストをして、スペックをようやく決定できました。クランクとしてはとんでもない形状にデザインしたのでこのルアーは本当に難産でしたね~。。。販売は少し先になると思うのでまた今度、マニアックな苦労話書きます。
で、話は変わって、この日ユージに販売用の我維羅-弐式-をはじめて渡したときのこと、箱を開けて弐式を見た瞬間、「天才や~~~」と言われてしまいました。身内とはいえうれしいことですが、残念ながら僕は天才じゃない。
ルアーデザインにおいても、開発においても、間違いなく僕は
凡人なんです。
たくさんルアーを作ってテストして自分自身がルアービルダーとして凡人なのはよ~~~~くわかっています。
じゃぁ、ルアー作りにおいて天才とはなんなのか??
僕からの目線でこの天才を定義付けるとすると、
「人がビックリするところをちゃんと狙って、ひらめきを具現化できる人」じゃないかと思うんです。
トーマス・エジソンが「天才とは1%の霊感(ないし閃き)と99%の努力」と言ったのは有名で、ルアーを作りだすことも同じではないかと。。。
天才という響きで、突発的な発想を繰り出す人物のように思いがちですが、恐ろしく努力していない天才なんていない。
それじゃ、血のにじむ様な努力をすれば天才の仲間入りできるかというと、そんなわけない。
常に努力している中で、稲妻のようなひらめきを持った人。
これが天才だろうと思いますよ。
僕にはそんな「稲妻のようなヒラメキ」なんて都合のいいもの備わってません。だから、プロトタイプが沢山できてしまうんです。野池でのテストが増える。のんびりバス釣りなんてここ数年してない。
凡人は凡人なりにこれからもモガイテいきます。脳ミソフル回転で搾り出していきますよ。ちょっとでも天才に近づく為に、今できる事を生一杯やるしかないしね。
悔しいことに身近に一人だけ、ルアー作りにおいて、天才と思える人がいる。電話しても、気さくに話してくれて、ほんとにいいアニキ的存在な人なんだけど、ルアーデザイナーとしては雲の上。僕なんかとは次元が違う。びっくりするようなルアーをちゃんと狙って作っている。謎のテッパンって、なんじゃそら???この人の頭ん中はどうなっているんだろう~~~???って考えちゃいます。

ヘルキャットのサイレントパワー

寒い日が続いていますけど、みなさん釣り行ってますか?
僕は、HPのための我維羅-弐式-の動画を撮りに行ったり、完成品のスイムテストやプロトルアーのテストと魚を釣るのが目的ではない作業に時間をとられています。周りから見ればロッド持って、ルアー投げてるから釣りなんだろうけど、僕にとっては釣りじゃない、作業です。。。この地味な作業が将来的にはとても意味のあるものになると信じて、雪の降る中でも野池行きますよ~。
そんな訳で、この地味な作業を繰り返して生まれたヘルキャットに詰め込んだものを話そうかと思います。
この前のブログで釣りのリズムのことを少し書きましたが、僕はどちらかというとテンポの速い釣りが得意なんです。それで、得意な部分を集約したルアーがヘルキャット。だからこのルアー自体もテンポの速いルアーになります。
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これがヘルキャットの1番最初のプロトモデル。最初はミノー的要素が強くあまり動かないイメージ。少しクランクの要素も入れようと設計変更したモデルに移る。↓
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頭部の横幅を広げ、ウエイト設計を変更。リップの長さもほぼ決まり、バタバタと泳ぐルアーになっていった。そこからデザイン面に少し手を加えて最終プロトへ進む。
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この頃にはプロトの数は何個あるか分からないくらいになってます。そんななが~い過程を経て現行モデルとなっています。リップ素材もアクリルからサーキットボードに変わりました。
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このヘルキャットで1stプロトから変わらなかったことは、サイレントであることなんです。テストしていたときは水噛みとルアーの挙動を中心に考えていました。ラトルを入れることなんて忘れてたっていうのが正直なところなんですけど、ヘルキャットは野池でも川でもクリークでもリザーバーでも釣れたんです。だから自然とサイレント仕様がいいだろうってことになりました。じゃぁ、なぜ釣れるのか???
最近までは、ヘルキャットには釣れる何かがあるってところで考えるのをやめて、釣れるから作るという答えを出していました。
けど、なんとなく釣れる理由が見えてきたんです。
サイレントなのに濁った野池でも釣れる。その理由は、バタバタと動くボディの挙動や潜るレンジも大いに関係しているんだけど、細長い体がある程度のスピードで水中を泳いだ時に発生する水と水の擦れる音があるんじゃないか?と思うんです。人間には聴こえない、水中の生物のみが反応できる水の摩擦音。ヘルキャットはテンポの速いルアーっていうのもここに繋がるんです。
ユージはヘルキャットをクランクミノーじゃなくて、ジャークベイトって言う。ルアーをジャークした時の瞬間的な移動は突発的な水の摩擦を生じていると思うし、その時のバイトも多い。瞬時にイレギュラーな動きをするルアーにリアクションで口を使うのだろうとは思うが、水自体が発生させる水の音がまったく影響していないとは考えにくいんです。
それで、この理論を元にすると、ルアー内部の音よりもルアーの動きによって発生する水の摩擦音のほうが魚の反応がいい場合があるということになる。裏返すと、当然ルアーの動きは必要だが、しっかり水を擦れるルアーをデザインすれば、魚は反応するのではないかと思うんです。
これが今考えられるヘルキャットのサイレントパワーです。
この考えもあってクランクのアルカトラズはスリット形状のボディデザインにしました。
この考え方が正解か不正解かは魚にしか分からないかもしれないけど、釣れるルアーを求めていきます。

得意ルアーは何ですか???

我維羅-弐式-の製作が思うように進まずちょっと焦っています。
今月中にはなんとかリリースできるかなぁ。。。。ちょっと怪しくなってきています。。。
気分転換に皆さん「得意ルアーは何ですか???」
自分の得意な釣りを改めて少し考えてみることで釣果は劇的に変わると思います。
僕自身、この「得意なルアーは何か?」って質問は他のアングラーから聞かれることが増えてきて改めて考えるようになりました。好きなルアーは即答できるけど、得意なルアーとなると答えを考えてしまう。好きなルアーと得意なルアーは違うんですよね。
大切なのは、自分自身の得意ルアーを決めることじゃなくて、自分の得意なリズムを知ることだと思います。
テンポの速い釣りを得意とするのか、スローな釣りを得意とするかは人それぞれ体の中のリズムがあるはずなので、ほんの少しだけ自分のリズムを考えてみてください。それで、得意なリズムがつかめれば、ロッド、リール、ルアー、ラインは自然と決まっていきます。しかも、自分のリズムがわかると、苦手とする釣りのリズムもわかるのでウィークポイントが見えてくる。その弱い部分を少しずつ克服できれば、引き出しの多いアングラーに成長できると思いますよ。

弐式

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我維羅-壱式-の後継モデル
「我維羅-弐式-」
まもなくリリースします!