同一深度回避理論

昨日の日曜日はいい天気でどこのフィールドもアングラーでごったがえしてた中、アキラも野池出撃で46cmの良型バスをゲットしたようです。
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野池バスもそろそろアフター回復みたいですね。
シャロークランク爆発までもう少しです。
シャロークランクということで、
いままで新クランクの「Alcatraz」について少し書いてきましたけど、今日はちょっとマニアックな話をします。
リップラップやゴロタなど石、岩に強いってことは大前提としてそれ以外にこのクランクでこだわったところは3つあって、
1、普通に安定してきっちり泳ぐ事(要するに普通のクランクである事)
2、障害物を横に回避する事。
3、水をしっかり引っかく(擦る)事。
この3つの条件を満たしているかどうか?を慎重にテストしてきました。
1つ目の普通に泳ぐってのはあんまり説明する必要はないとおもうのであえて書きません。ウォブリングベースの心地いい動きと思ってください。
で、ブログのタイトルにもしている
「同一深度回避理論」っていうのが、2つ目の障害物を横に回避する事なんです。
通常よくあるクランクの回避の仕方は、リップが障害物に当たってツンノメルような感じで、岩なんかの上を通ってきます。
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こんな感じにね。図がわかりにくくてすみません。。。。
けど、自然界にいる小魚たちは移動する時に障害物の上を通る事はあんまりなくて、同じレンジのまま横に回避していくんです。
つまり移動する時のレンジは同じ。
これが「同一深度回避理論」です。
だから上の図のように上に回避してくるクランクよりも同一レンジで横に回避してくるクランクのほうがバスはバイトのスイッチが入りやすいのではないかと思うんです。この横に回避できるルアーってその瞬間に根掛かりしやすくなってしまうという弱点ができてしまう。当然上方向のオープンなところに回避したほうが根掛かりしませんよね。だから上に回避するルアーが多いのかなぁと思いますけど、リップ形状とボディバランスで根掛かりしないように出来るんです。というか、、、できたんです。
このパッと見は普通の動きのクランクなんだけど、障害物に接触した瞬間、普通じゃなくなるクランク、これがアルカトラズなんですよ。
3つ目の水を引っかく事の話は次回書きます。「ウォータースクラッチ理論」と呼んでます。
7月中旬の発売予定に向けて最終の詰めをやっていますので、もう少し待っててください。
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