早いもので、2007年も今日で終わりです。
今年の1月から本格的に活動開始した+ROOMS’ですが、何とか1年間やってこれました。多くの方々のご協力をいただき本当にありがたく思います。そして、何よりウチのルアー&ロッドをご購入いただきました+ROOMS’オーナーの皆様ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
そして、いよいよ2008年がやってきます!来年はさらに+ROOMS’らしいアイテムがいくつか発表できると思いますので当HPでチェックしてください。それに、来年からはもっと製作数を増やして多くの方に使っていただけるブランドとしてがんばっていきますのでよろしくお願いします。
本当に今年1年ありがとうございました。
来年もバス釣り大好きなみなさんにいい年でありますように!
それでは今後ともよろしくお願いします。
アルカトラズ!!!!!
意味不明のタイトルですみません。。。
開発中の+ROOMS’クランクの名前、
Alcatraz 「アルカトラズ」と名づけました。
これです。(最終プロト)このクランクに関しては恐らく賛否両論出ると思います。まぁ~このクランクに限らず僕のデザインは好き嫌いがハッキリ分かれるのであまり気にしていません(笑)。
このクランクを作って色んなことに気付きました。
多くの方々が語られるルアーが生み出す水流&後方水流なんですが、通常の丸い形をしたクランク達は、とても理論的に語られる程どれも大きな差は無いと思います。水流の大きさや流れ方じゃなくて、あくまで魚にとってです。水の中を何かしらの物質が動くと当然水流は起こるのは誰でも分かる。それを、少し難しい言葉を交えながら水流がどうだ、こうだって説明されると、とても研究されたルアーのように思えてしまうのも不思議なものです。
クランクがなぜ釣れるのか???は正直なところ分かりません。。。多分、バスにとって興味深い遊び道具だろうと思います。猫の猫じゃらしみたいな。。。猫は手があるから猫じゃらしを見つけると手で掴みに来るけど、バスには手が無いから口を使うのではないかと・・・。
それで、クランク自体の動き+今までに無い水流(バスの興味を引く)を生み出せるルアーができたと思います。
初公開のアルカトラズの上から見た画像です。このまま形状だけパクってもたぶんまともに動かないクランクができてしまうんで気をつけてください。
この独特のスリット形状が今までにない水流を生み出します。
細かく説明しなくても何かしらの違和感を感じてもらえればOKです。人間だって見たことない物には興味を示しますよね。セグウェイやi podなんかは良い例だと思います。好奇心旺盛のバスだって同じだと思います。今まで見たことない水流を放ちながら逃げるクランクはバスも違和感を感じるハズ。そんな思いで作りました。このブログで初期プロトの画像を載せてからよく聞かれたのは大きさなんですけど、みなさん結構大きいクランクと思われているようで、実は意外と小さいんです。
ラッキークラフト社のCB-200やメガバス社のMR-Xサイクロンと並べるとこんな感じです。意外と小さいでしょ。このサイズも悩んだ結果、タックルをそんなに選ばずに、誰でも手軽にキャストできて野池のオカッパリで気軽に使えるクランクを作ろうということでこの大きさに決定しました。
それと、このアルカトラズにはもう一つ秘密の要素が盛り込まれています。この独特のボディ形状から生み出される水流とは別のバスの関心を引く何かが設計されています。これは使っていただいてこの秘密に気付いた方だけのシークレットにしたいと思うんで説明はしません。これに気付いた人は気付いてない人より釣れると思いますよ~。
そんな色んな色んな思いを込めた+ROOMS’クランク第1弾!Alcatraz 「アルカトラズ」です!!!
来年の3月発売目標に向けてがんばります。
質問にお答えします(^^)/
今年も残りわずかとなりました。
今日は、メールなどで今年色々と質問いただいた中からいくつか僕なりに答えようと思います。多くのご意見、ご質問ありがとうございました。
僕なりの意見なんで、少し毒舌でも許してください。
まず、1つ目の質問、
「Q,1 雑誌なんかでよく書いてある季節ごとの爆釣パターンは信じてもいいのですか???同じようにすれば釣れるんですか???」
僕の答え、
「アホか?。。。本読んで魚釣れるならみんな爆釣してる。ある程度の知識はあったほうがいいけど、受験勉強ちゃうから雑誌読んでる暇あったらフィールドに足運べ、キャストしろ、風にあたれ、ベイトや鳥を観察しろ!大自然が大切な事をたくさん教えてくれる。」
2つ目の質問、
「Q,2 ハンドメイドでルアー作っているのですけど、我維羅のような特殊なデザインはどうすればできるのですか???
マネしてやってみましたが、ルアーがうまく動きません。教えてください。」
僕の答え、
「秘密です。。。(笑)。。。秘密というより、僕にもよく分かりません(汗。。。デザインに関しては計算してではなく、突然頭に浮ぶんです。ただ、今までに色んな種類のルアーを沢山、沢山作って試してきたので特殊なボディラインにデザインして、動かないなどの問題が発生したところである程度は解決できるようになりました。アイの位置、ウエイトの量と位置、元々のデザインを崩さない程度のボディラインの変更などでルアーはちゃんと動くようになります。その辺は経験が必要だとは思いますが、ルアーを作り続けていけば解かる時が来ますよ!思いついた事を形にしてみるのが大切だと思います。」
3つ目の質問、
「Q,3 +ROOMS’のルアーは形が独特ですけど、一般的な形状のミノーやクランクは作らないのですか???」
僕の答え、
「そんなの僕が作らなくても市場に溢れてる。」
4つ目の質問、
「Q,4 どうすれば50UPが釣れますか???」
僕の答え、
「情報を集めて確実に50UPがいるところで釣りをすること。
デカイのがいないところでいくらやってもデカバスは釣れないんで。。。。」
5つ目の質問、
「Q,5 +ROOMS’以外で、一番好きなルアーは何ですか???」
僕の答え、
「難しい質問です。。。いくつかあるけど、名前をあげるなら、へドンのザラゴッサとクレージークローラー(両方ウッドのモデル)が好きですね。昔から変わらないデザインなのに今でも釣れる。究極のデザインだと思います。僕なんかには到底踏み込めないデザインの領域です。」
というわけで、今回は5つの質問に答えてみました。他にも色んな質問をいただいているのですが、また今度書きます。
しょうもないことでもお答えしますので、僕とユージに聞いてみたい事があったらこちらまでメールくださいね。
メールアドレス
info@rooms-works.com
LURESHOP L'Sが熱い!!!
いつもお世話になっている
「LURESHOP L’S」の小田さんが先日の12月7日号LURENEWSに出ておられました。ハイプレッシャーな猪名川バス攻略で大きく紹介されていました!!!
都会型河川でのバス攻略はとても参考になります。しかもこの時期のロケで多くの釣果を出されていたのは凄いと思います。
ロケに同行されていた山本健聖さんや小田さんの弟の小田涼太さんも確実に釣果をたたき出し、猪名川バスはL’Sにおまかせですね。
また、店長の小田さんは猪名川だけでなく、淀川、淡路野池、琵琶湖などあらゆるフィールドに精通されているのでお店では生きた情報が飛び交っているようです。あのイヨケンも来店する隠れたスーパーショップなんです。
LURENEWSの釣果情報欄にもL’Sは情報提供されているのでみなさんチェックしてください。オカッパリから琵琶湖でのバスボートまでこなすL’Sの小田Bros.が発信する情報は必見です。お店の中もそんな経験の元に集められたアイテムが揃っていますのでまだ行ったことのない方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
お店で聞ける話は価値ありですよ~~~~~。
「LURESHOP L’S」
ホームページ URL
http://www.geocities.jp/tyqmd733/index.html
お店の場所はHPで確認してくださいね。
釣れるルアーと釣れないルアー
「釣れるルアーと釣れないルアー」
こんな漠然としたタイトルで僕なりのルアー作り理論を書いてみようと思います。
今まで色んなテストをしてきて確信できるのは釣れないルアーは無い。バスは人間が考えるよりも好奇心旺盛のような気がするんです。昔ホームセンターで細めの角材を買って、長さ10cmにカット、適当にヒートン打ってフック付けて、シンカーも入れずに野池で投げてみました。当然塗装なんてしてないし、防水処理すらしてない、ただの角材に針付けただけのルアー。ルアーと呼べるかどうかも怪しいペンシルベイトです。普通のペンシルのようにスムーズに動かないし、バランスも取れていないんで動きもメチャクチャ。人間の僕から見ると見た目も動きも全く釣れそうに無い。そんな角材ペンシルにバスはバイトしてきました。
この体験でルアーに対しての考え方は大きく変わりました。
釣れないルアーは無い。キャストするポイントとアクション次第でバスは興味をしめす。
じゃぁ、なんで世間には釣れるルアーと呼ばれるものと釣れないと言われてしまうものとが存在するか???
恐らく釣れるルアーと呼ばれるものは人間から見て釣れる気がする見た目と動きを高次元で両立できているものだろうと思います。釣れる気がするルアーは知らず知らずのうちにキャスト数が増えていきます。すると魚に遭遇するチャンスが増えるんでバイトの確率もあがっていきます。それで魚がほんとに釣れると、このルアーは釣れるって釣り仲間に話して、釣れるルアーの輪が広がっていくように思います。
以前、ある方もブログに書いておられましたが、この釣れる気がするルアー=ある程度他の人間から理解される見た目と動きを兼ね備えたルアーっていうキーワードがルアーを開発することに恐ろしい程の制限をかけてしまいます。これが見えない鎖となって多くのルアービルダーに巻きついていると思います。
正直なところ、僕の感覚では、魚だけに的を絞って作るルアーのほうがデカバスを獲れると思いますが、人間から見て全く釣れる気がしないルアーになってしまう。同時に他の人から見て釣れないルアーになってしまうんですよね。だから作らないようにしています。僕のタックルボックスには1個だけ入っていますけど。。。
とまぁ、文章に書くと難しいです。
僕なりに人間から見て分かり易く作ったのが、「Hellcat」で少し魚よりに作ったのが「我維羅-壱式-」です。
ルアーのページで動画が見れますのでこの2つの動画を見比べてみてください。ここに書いたことが伝わりやすいと思います。
師走
今年も残すところ1ヶ月です。
順調に見えたクランク開発が暗礁に乗り上げてしまいました。
・・・あかん。。。。とヘコんでいるヒマはないんで、ユージと問題解決に向けて話したことを明日も野池でテストして一歩でも前に進もうと思います。
ところで、今年の11月~現在の1ヶ月は例年よりもバスが冬モードに入っているように思います。冬モードに入っているというか、デカバスの秋の荒食い期間が異常に短かった気がします。残暑が続いた9月、10月の気温、長いターンオーバーなど色々と原因はあると思います。加西方面の野池では11月下旬から鉄板系ルアーでの釣果があがっていたようで雰囲気は完全に冬です。
そんな状況の中、
クランクのスイムテストに出かけて夕暮れ間近にリトルジョージを投げて見ると33cmの元気いっぱいバスがきました。
情報通りフィールドは冬到来のようです。。。